なぜ早期教育投資をすすめるのか

早期教育投資

家庭の経験からの学び

早期教育の重要性を語る上で、私たちの家庭の経験は非常に示唆に富んでいます

私の長男と次男は、小学3年生から学習塾に通い始めました。この選択は、彼らの学びに対する姿勢や意欲を大きく変えるきっかけとなりました。

学習塾への入塾と成果

長男が学習塾に通い始めたのは小学3年生の時で、その後、次男も同じ道を歩むことになりました。

彼らは特に抵抗もなくスムーズに塾生活に馴染んでいきました。

学習塾は、学校とは異なり、同じように学力を持った子どもたちが集まる場所です。ここでは、目的を持った子どもたちが互いに刺激し合い、成長していく環境が整っています。

競争心と意欲の向上

学習塾では、定期的に試験が行われ、その結果が順位として発表されます。

上位に自分の名前が掲示されると、子どもたちの中に自然と競争心が芽生えます。これは、彼らの学習意欲を高める大きな要因となりました。

特に長男は、小学校高学年時に良好な成績を収めたことで、自信を深めさらなる成長への意欲を高めていきました。

私立中学校からの声掛け

長男の努力と成果が評価され、私立の中高一貫校の先生の目にも留まりました。

小学校6年生の時に、その学校の先生から直接声をかけていただくという貴重な経験をしました。さらに驚いたことに、校長先生が自ら我が家を訪問され、「ぜひうちに来てください」と熱心にお誘いいただきました。

この出来事は、長男の自信をさらに高め、より高い目標に向かって努力する動機となりました。

中高一貫校への特待生進学と学費免除

長男の努力が実を結び、中学受験で良い結果を得て、私立の中高一貫校に特待生として進学することができました。

2年後には次男も同じ学校に特待生として進学する機会を得ました。嬉しいことに、両者とも入学金と3年間の授業料が全額免除という特典を受けることができたのです。

高校でもこの特待生の資格が維持され、課外費等は別として、2人で6年間、おおよそ600万円相当の学費が免除されたことになります。これは、早期からの教育への取り組みが、思いがけない形で家計の助けにもなった例と言えるかもしれません。

現在の私立高校の学費支援

現在の私立高校の学費支援制度は、以前と比べて非常に充実しています。

特に「高等学校等就学支援金制度」により、年収が910万円未満の家庭の生徒は、年収に応じて実質的に授業料が無料になったり、支援金が支払われたりという仕組みがあります。これにより、私立高校への進学がより現実的な選択肢となっています。

しかし、特待生として進学することには依然として大きな価値があります。特待生になることで、入学金や授業料以外の諸経費が免除されるなど、より手厚い支援を受けることができる可能性が高まります。

学費の捉え方

学習塾には相応の費用がかかります。

我が家でも2人分の学習塾の費用は大きな出費となりました。当時、私たちは30代で夫の給与もそれほど高くなく、私は子どもの出産を機に正社員を辞め、その後はパートとしての収入しかありませんでした。

そのような状況の中で、学習塾やピアノ教室の費用を捻出するのは大変でしたが、子どもの将来を見据え、惜しまずに教育費を支出しました。

貴重な成長の時期

幼児期から中学生まで、子供の成長における各段階は、かけがえのない貴重な時間です。

特に幼少期から小学校までの時期は、子供の吸収力が最も高く、学力の基礎が形成される重要な時期だと考えています。

この時期に十分な教育的投資を行い、愛情と時間をかけて子供の成長を後押しすることが、将来の飛躍的な発展につながると確信しています。

子供一人ひとりの可能性を最大限に引き出すためには、この時期の教育環境づくりが極めて重要であり、それが子供の未来に大きな影響を与えると信じています。

結論

私たちの家庭の経験から、早期教育投資は子どもたちにとって多くの利点をもたらすことがわかります。

学習塾での競争や仲間との関わりは、彼らの学びを深め、自信を育む大きな要素となりました。

さらに、特待生としての進学は、経済的負担の軽減という形で家計にも大きな恩恵をもたらしました。

このような環境で育った子どもたちは、将来に向けての夢をより具体的に描くことができるのです。

私たちが早期教育投資をすすめる理由は、まさにこのような経験から来ているのです

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