幼少期の興味と学び

早期教育投資

小さな手から大きな発見

数字とアルファベットとの出会い

長男が1歳頃から、私たちが何気なく使っていたお風呂マットに書かれている数字やアルファベットに興味を示し始めました。

最初は「色が面白いのかな?」と軽く考えていましたが、ある日、彼が初めて「1、2」を声に出して読んだ瞬間、私たち親は驚きと喜びでいっぱいになりました。

言葉を覚え始めたばかりの時期にも関わらず、彼はまず数字をすぐに覚え、その後も次々とアルファベットに興味を持ち、自然に覚えていったのです。

私たちが気づいたのは、「早期教育」の可能性でした。子どもが興味を示したものに、親が適切な働きかけをすることで、その好奇心を伸ばすことができることを実感したのです。特別な教育法を用いたわけではなく、日常の中で子どもが楽しんで取り組めるような環境を意識して整えるだけでも、大きな変化が見られました。

日常生活での発見

外に出かけると、彼は車のナンバーや看板に書かれている数字を見つけては、興奮気味に指差しながら教えてくれました。

その瞬間に、彼が自分の中で「学びの喜び」を感じていることがわかり、私たち親も一緒にその発見を楽しむようになりました。アルファベットも同様で、日常生活の中で見つけると、うれしそうに声をあげて教えてくれました。

親として、こういった瞬間を逃さずに「一緒に学ぶ姿勢」を大切にしました。単に教えるだけでなく、子どもの発見に寄り添い、その興味をさらに広げるような言葉をかけたり、新しい環境を提供したりすることを意識しました。

絵本への愛情

さらに長男は、絵本が大好きで、特にリアルな絵や写真の本や図鑑に強い興味を持っていました。

童話や昔話の本も大好きで、まだ文字を読めるわけではありませんが、物語をすべて暗記し、ページをめくりながら語っていました。

この時期、彼は視覚的な刺激や物語のリズムから「物語を通じて世界を理解する力」を育んでいたのだと思います。また、絵本を通じて、彼の感受性や言葉の豊かさが自然と培われたと感じています。

親として、ただ読んで聞かせるだけでなく、一緒に考える時間も大切にしました。「次に何が起こるのかな?」と問いかけたり、「この登場人物はどうしてこうしたのかな?」と彼に考えさせることで、物語の深い部分に触れられるように導いていました。これが、後に論理的思考や理解力を伸ばす基盤になったのかもしれません。

知育玩具との遊び

知育玩具にもよく触れていました。

特に、ブロックや形合わせのおもちゃが大好きで、長時間集中して遊んでいる姿は今でも印象的です。

ブロックで複雑な形を作ったり、形合わせで正確に形を合わせたりする様子を見て、彼の空間認識能力論理的思考力が確実に育っていることを感じました。

子どもが何かに夢中になっている姿を見ると、その瞬間が「成長の機会」であることを感じます。私たちもその時間を尊重し、できるだけ集中できる環境を整えることを心がけました。これにより、創造力や問題解決能力が自然と育っていったのだと思います。

学びの基盤

こうして長男は、幼い頃から数字やアルファベット、絵本、知育玩具などを通じて、様々な形で「学び」に触れていきました。

彼の好奇心と学ぶ意欲は、私たち親にとっても驚きであり、喜びでした。この時期の経験が、彼の学習意欲や将来的な成長の基盤となったと確信しています。

「早期教育」は特別なことではなく、日常の中での小さな気づきを大切にすることから始まるということを、彼の成長を通じて学びました。

親として、子どもが興味を示すものに対してしっかりと寄り添い、適切なサポートをすることで、自然と学びの基礎が築かれていくのだと感じています。

このようにして、長男は幼少期からさまざまな学びに触れ、好奇心や学ぶ意欲を育んできました。

これらの経験が、彼が後に選んだ道、そして医学部へ進むための基盤となっていたのではないかと思います。

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